流行しているインフルエンザの種類は毎年違う形であるということをご存知でしょうか?A型B型C型と分類され、流行しているものはA型かB型なのですが、インフルエンザA型B型C型にはどのような違いがあるのでしょうか。

インフルエンザA型B型C型

鳥インフルエンザウイルスの概要と感染に防的投与

毎年多くの人がインフルエンザウイルスに感染し発症しますが、人に感染するインフルエンザウイルスは、突如として発生する訳ではありません。元々は鳥の内臓に生息し、突然変異によって人に感染するウイルスに変異したと言われ、常に新型が発生する可能性があり、その場合は世界的な大流行に発展する危険性を孕んでいます。
鳥が保有している鳥インフルエンザウイルスは、フンや接触感染などによって鳥から鳥へと感染します。しかし、稀に人間や豚に感染し、更に人から人へと感染するよう変異することで新型インフルエンザウイルスが誕生します。
これらに対抗すべく、予防的投与を目的として新たに製造されるインフルエンザワクチンには、二種類のものが存在します。新型のウイルスが出現した場合に、そのウイルスを基にして製造されるのがパンデミックワクチン、もう一つ、人から人へと感染できるウイルスへと変異する前段階で、鳥が保有している鳥インフルエンザウイルスを基として製造されるのがプレパンデミックワクチンです。
パンデミックワクチンが、全ての人への予防的投与を目的としているのに対し、プレパンデミックワクチンは、ウイルスが世界的に大流行した場合に備え、主に医療関係者や社会的に重要な人物に対しての予防接種を目的として製造されます。
但し、どのような新型ウイルスが流行するのかを特定するのは難しいため、プレパンデミックワクチンの有効性は高いわけではありません。
予防接種以外で高い効果を示すものに、オセルタミビルの予防的投与があります。既にインフルエンザを発症している人への、抗インフルエンザ薬としても 処方されているオセルタミブルは、一定期間処方することで高い予防効果を発揮することが確認されています。このため、過去に鳥インフルエンザが発生した際には、養鶏場の関係者に投与されるなど、広く利用されています。